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数学が学べる!おすすめ漫画

数学

読んで面白い、かつ、現代数学の諸知識も知ることができる!

この記事ではそんなおすすめ漫画を紹介する。

なお、現代数学の入門書については下記の記事を参照されたし。

現代数学を一から学ぶ
現代数学?解けたら懸賞金とかもらえるやつ?素数?フィールズ賞?高校数学を終えて、数学の世界から一定の距離をとる...

紹介する漫画は「Q.E.D.証明終了」である。

マサチューセッツ工科大学を卒業して日本の普通の高校へ編入した探偵役の天才少年・燈馬想と、その助手の役回りである彼の同級生で体力と快活な性格が取り得の女子高生・水原可奈が様々な事件や問題を解決していく推理漫画。(ウィキペディアより抜粋)

この漫画、「推理漫画」と銘打っているわりには、ほぼ毎回何らかの現代数学のテーマおよび量子力学のトピックを扱っている。

「理学的事柄に関して、簡単な内容説明とおすすめ理学書を紹介する」という本サイトの趣旨としては、完全にボロ負けしているが、相手はそっち方面のプロだからしょうがない(笑)

この漫画の楽しみ方として、推理漫画の金字塔「金田一少年の事件簿」よろしく、各事件の終盤に「Q.E.D.」と明記されたコマがあり、それまでのページから事件の全容が推理できるようになっている。

もちろん、「そりゃ無理がある!!」といったことも多いが、答え合わせをしたときの爽快感もなかなかたまらない、秀逸な漫画である。

個人的には、やや初期のエピソードだが7巻の「Serial John Doe」と9巻「ゲームの規則」が非常に面白く、今も記憶の中で燦然と煌めいている。

是非ご一読あれ。

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