さてさて、心の師匠を崇拝するシリーズも遂にラストの記事となり…
……ません(笑) 早々にタイトルの伏線回収。
というのも、3人目の師匠(直接の指導歴はもちろん無し)である多田先生が理学のみならず、特に軍事に対して並々ならぬ情熱を持っておられる方であり、前回・前々回と同じ章立てのフォーマットだと、なかなか師匠のおすすめ書籍をまとめて紹介しづらいからだ。
(…というか、軍事解説の書籍の方が熱が入っている気さえする。困った方だ(笑))
てなわけで、本記事では前半戦と称して、多田先生の理学書籍を取り上げていこう。
前回・前々回↓の記事を比べて、今回は少し軽めなので悪しからず。


科学的視点や考え方・哲学
師匠が中央大学杉並高等学校で行った4回の特別授業でのやり取りを基に、「物理学とは何か」「それが何の役に立つのか?」という大いなる問いに対する回答を記した書籍↓
後述する量子論の書籍を紹介した記事で取り上げたこともある本だが、著書内で師匠が語りたかった科学的な視点や考え方については触れていなかったので、改めてサーセン(笑)
ひところ
「理系の人間がどういう連中か」というテーマの本が
書籍に平積みされているときがありました。
僕もそれらをぱらぱらと見てみたのですが、
見たページが悪かったのか、
いっさい共感できないことばかり書いてありました。
そこには理系の人間を完全に誤解した、
ステレオタイプな「理系の人間像」が描かれていました。
~中略~
では、
現実の「理系の人間」とはどういう特徴をもっているのでしょうか。
ひとつは、
論理的に考える、
ということ。
もうひとつは、
定量的に考える、
ということ。
理系でない人たちにとって、
前者が「こうるさい」、
後者が「細かい」と否定的に考えられる原因になっていると思います。
僕はいちおう理系の学者のはしくれではありますが、
それでよかった、
と思うことがあります。
それは、
世の中に満ちあふれるデマに、
だまされにくいことです。
デマや疑似科学の多くは、
論理的でもなければ定量的でもありません。
ところが、
それに気づくには、
ふだんから論理的かつ定量的に考えることに慣れていないとむずかしいのです。
デマを堂々と否定するためには、
「こうるさく」「細かく」なければなりません。
(後述の書籍↓の冒頭より抜粋)
さる2011年3月11日の東日本大震災に伴って起きた福島第一原発事故を契機として、世間に蔓延した放射線に関する言説のデマ。
そうした事柄に加え、世の中のあらゆるできごとを科学的に、つまり「論理的に」「定量的に」考えるきっかけや道具として活用して欲しいと願い、執筆された書籍↓
…ん? 今までの記事で取り上げているかって?
もちろんでございます。目が節穴でなければ↓を読んでくださいませ、お嬢様。

現代物理学の二本柱:量子論
多田先生の著書に量子論全体を概説したものはないが、専門中の専門である「ニュートリノ」について、コンパクトなボリュームながら非常に分かりやすく説明している書籍↓
小林・益川理論におけるクォークのCP対称性破れと3世代間の混合。
そして、物質を構成する素粒子全体の中でそれらを補完するために、レプトンでのCP対称性の破れと3世代間の混合を実証する目的で行われている、ニュートリノに関するT2K実験。
「物質の起源」や日本の素粒子実験施設全体の熱き矜持が存分に語られている。
…ん? 今までの記事で取り上げているかって?
むろんでございます。目ん玉をお付けになっているのであれば↓を読んでくださいませ。

量子論と相対論の融合 ~量子宇宙論~
現代物理学の二本柱である相対論についても、師匠の著書でその全体を概説したものがないため、章自体を一足飛びで、量子宇宙論へ。
東京カルチャースクールにて行われた全4回の講演を基に、「ブラックホール」や「ビッグバン」や「暗黒物質(ダークマター)」といった量子宇宙論の各トピックを楽しく解説している書籍↓
…ん? 今までの記事で……以下略!!(笑)↓


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師匠…俺…まだやりきってないっす!!…(急にどうした!?(笑))
次回は多田先生の真骨頂である軍事書籍を紹介していくので、乞うご期待!!
まだまだ語れ!! 各々のメンター!! (指導の有無は問わず(笑))
これぞ理学徒への道程!! そして賢者への道程!!
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