「Excelの使い方が分からない・・・」
理系大学生や社会人初心者なら、一度は魂から叫んだことがあるセリフだろう。
今も昔も社会人の必須スキル、プレゼン資料作成の大正義、その名は「Excel」!!
この記事ではそんなExcelを一から学ぶのにおすすめ書籍を紹介する。
紹介する書籍は「たった1日で即戦力になる Excelの教科書 [増強完全版]」である。
Excel地獄に陥らないために即役立つテクニックから、社会人10年目でも意外とわかってない目的意識まで。実務直結の知識を最小限の時間でマスター! (本書帯より抜粋)
この本は、2014年に出版され20万部を超えるベストセラーとなった同タイトルの増強完全版として、2020年に発売されたものである。
従来、パソコンスクールなどでのExcel講習といえば、基礎・応用・実践・ビジネスなどのコースがあり、一つだけでも2ヵ月ほどかかるため、その習熟に長期間かかるものだった。
だが作者は言う。
Excel 2003の関数と機能だけで、十二分に効率的な仕事はできます。
欲しい表が作れるなら、別にExcel最新版の最新機能を使いこなす必要はないのだ。
パソコンスクールのビジネスモデルにケチつけるわけではないが、正直Excelの作業は単なるオマケであって、そこに時間をかけるよりは業務や研究内容の向上に集中すべきだろう。
確かにExcel術を使いこなせば業務時間は短縮できるが、そのExcel術の習得に時間がかかるようでは本末転倒な気がする。
この書籍のメインテーマは「前向きな怠惰」であり、時間のかかる面倒な作業をいかに楽して瞬時に済ませることに焦点を当てている。
使い方として、本書のトピックごとに、例示されたものと同様の表を実際に自分で作成し操作してみることをおすすめする。つまりはアウトプットも同時並行するのだ!!
ショートカットキー含め、こうした操作で出てくるコマンドは結構Windowsでも応用がきくので便利である。(同じマイクロソフト製品なんだから、そりゃそうか(笑))
Excelの使い方でお困りの人、今の作業時間を激減したい人は是非ご一読あれ。
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