この記事で紹介するのは銀河についての豆知識。
参考は↓の書籍。賢者を目指すブログ主の愛読書。
「宇宙論についてもっと知りたい!!」って人は下記記事も参照されたし。
天の川銀河
我々の銀河は天の川銀河とよばれ、棒渦状銀河だと考えられている。
銀河円盤は差し渡し10万光年、厚さは1000光年、3000億個の星を擁し、重さは太陽の6000億倍である。もうサイズがデカ過ぎて、表現できん!!
天の川銀河は棒の端から尾を引く2つの大きな腕に加えて、弧という少数の短い腕をもつ。
渦状腕は天の川銀河の円盤の周りを5000万年周期で回っている。
天の川の中心から2万6000光年離れたオリオン腕とよばれる弧の端に、我々の太陽と太陽系がある。うーん、微妙な位置だなぁ(笑)
太陽は銀河中心を回る軌道を2億2000万年かけて1周する。
天の川銀河に存在する最も古い星から判断すると、天の川は宇宙そのものが5億歳のとき、すなわち約132億年前に形成されたと考えられている。
銀河間空間
銀河間空間は、1立方メートル当たり水素原子約1個という低密度で、ごくごく少数の物質しか存在しない、ほぼ完全な真空である。
銀河間空間に存在している主なものは銀河そのものである。
これらの巨大な星の集まりは宇宙の真空のなかに点在する島であり、互いに数百万光年離れている。これは典型的な銀河の大きさの20~40倍の距離である。
ただ、銀河内の星と星の平均距離が星の大きさの数千万倍であることと比較すると、銀河間空間は星間空間よりもずっと混み合っていることになる。
銀河形成と銀河進化
矮小な銀河は星形成過程と同じようなプロセスを経て成長する。すなわち、自分自身の重力によって大量の物質が圧縮されてできるのだ。
矮小銀河(およびその前段階の宇宙雲)は通常いくらか回転していて、それによって生じる遠心力が2次元方向に銀河が潰れないよう支えるが、3次元方向には重力で潰れてしまうので、結果的に銀河は扁平な円盤状になる。
大きな銀河は、より小さな単位である矮小銀河が重力によって合体していきながら大きくなっていき、現在の宇宙に存在するような形になったと考えられている。
計算機シミュレーションによれば、暗黒物質が銀河形成において重要な役割を果たしており、暗黒物質が存在していなければ銀河形成も起こらなかったという。
銀河は今この瞬間も形成され続けているが、形成率は過去のほうがずっと高かったようだ。
銀河の発展過程の後半において、秩序だった銀河同士が衝突し、秩序を失った楕円形の無秩序な構造に変わっていく。
星々の間隔は前述のように離れているので、銀河衝突の際に星が合体することはない。だが、それぞれの銀河にある星を重力が引き寄せ、ひとまとまりの群れになることはある。
また、銀河の合体によって多数の圧縮波が生成され、爆発的な星形成を引き起こすこともある。このような銀河は「スターバースト銀河」と称される。うーん、かっこいい・・・
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ここで紹介したのは銀河についてほんのひとかけらの豆知識である。
もっと知りたいと思ったら、専門書を読みふけって、「知識の宇宙」へ探索に出かけよう。
目指せ!!知的好奇心生命体(笑)!!これぞ賢者への道程!!
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